山岳の国、大河の国(さんがくのくに、たいがのくに、ドイツ語:Land der Berge, Land am Strome)は、オーストリアの国歌である。

作詞はパウラ・フォン・プレラドヴィチ。第二次世界大戦後の第二共和国成立を受け、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1791年、フリーメイソンのために書いたとされる『われら手に手をとり』(K. 623a)に、1946年、新たに作った詞をつけたものであるとされてきた。モーツァルトが作曲したとされることについてはかなり疑わしいとされ、本当の作曲者はヨハン・ホルツァー又はパヴェル・ヴラニツキーであるという説が有力となっている。

オーストリア帝国ならびにオーストリア=ハンガリー帝国時代は「神よ、皇帝フランツを守り給え」 (Gott erhalte Franz den Kaiser) 、オーストリア第一共和国時代の1920年~1929年には「ドイツ・オーストリア、汝壮麗の国よ」 (Deutschösterreich, du herrliches Land) 、1929年以降アンシュルスまでは「終わり無き祝福あらんことを」(Sei gesegnet ohne Ende)が国歌だった。

歌詞

現在では1番のみ歌われる。男女同権の立場から「偉大な息子たちの故郷」の部分に「娘たち」を加えるなど歌詞の改訂が議会で議論され、2012年1月より「偉大な娘たち、息子たちの故郷」と歌われることとなった。

脚注


山岳の国、大河の国(オーストリア連邦共和国の国歌) Land der Berge, Land am Strome(National

「私たちを分断しているものは、私たちを結びつけているものの前では、かすんで見える」 エドワード・ケネディ Rio Grande

オーストリア共和国国歌「山岳の国、大河の国」 YouTube

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各大陸で最も高い山、最大の国、最も長い川、最大の島、最大の湖【ゆっくり解説】 YouTube