切頂二十面体(せっちょうにじゅうめんたい、英: truncated icosahedron)、または切頭二十面体(せっとうにじゅうめんたい)、切隅二十面体(せつぐうにじゅうめんたい)、角切り二十面体(かくぎりにじゅうめんたい)とは、半正多面体の一種で、正二十面体の各頂点を切り落とした立体である。また、一般的なサッカーボールは、この立体に空気を入れて、球に近づけたものである。

性質

  • 表面積: 一辺を a {\displaystyle a} とすると S = 3 ( 10 3 25 10 5 ) a 2 = 3 ( 10 3 5 5 2 5 ) a 2 {\displaystyle S=3(10{\sqrt {3}} {\sqrt {25 10{\sqrt {5}}}})a^{2}=3(10{\sqrt {3}} {\sqrt {5}}{\sqrt {5 2{\sqrt {5}}}})a^{2}}
  • 体積: 一辺を a {\displaystyle a} とすると V = 1 4 ( 125 43 5 ) a 3 {\displaystyle V={1 \over 4}(125 43{\sqrt {5}})a^{3}}
  • 外接球半径: 一辺を a {\displaystyle a} とすると r u = a 2 1 9 φ 2 = a 4 58 18 5 {\displaystyle r_{u}={\frac {a}{2}}{\sqrt {1 9\varphi ^{2}}}={a \over 4}{\sqrt {58 18{\sqrt {5}}}}}   ( φ {\displaystyle \varphi } は 黄金比)

この図形の不正確なものと頂点が共通となる立体

近縁な立体

当立体の実例

  • バックミンスターフラーレン
  • 爆縮レンズ

外部リンク

  •  Truncated Icosahedron -- from Wolfram MathWorld

ユニット折り紙「切頂二十面体」 YouTube

SolidWorksよく使うテクニック_切頂20面体をモデリングする(サッカーボールのモデリング) YouTube

切頂8面体 (Truncated_Octahedron) スケルトンモデル DMM.make クリエイターズマーケット

斜方切頂20・12面体の製作過程 YouTube

多面体