江比間町(えひまちょう)は、愛知県田原市の地名。43の小字が設置されている。
地理
旧渥美町東部に位置する。東は宇津江町、西は伊川津町・馬伏町、北は三河湾に接する。
字一覧
字名は以下の通りである。
歴史
地名の由来
『三河州地理図鑑』において「酔馬」(ゑひま)の表記があり、これは松尾芭蕉が貞享4年に当地を訪れた際に詠んだ「雪や砂馬より落そ酒の酔」の句にちなむとされる。
沿革
- 江戸時代 - 三河国渥美郡の幕府領として所在。
- 天和元年 - 志摩国鳥羽藩領となる。
- 享保11年 - 再び幕府領となる。
- 安永元年 - 遠江国相良藩領となる。
- 天明2年 - 上総国大多喜藩領となる。
- 天明5年 - 旗本諏訪氏の知行地となる。
- 1889年(明治22年) - 合併に伴い、泉村大字江比間となる。
- 1955年(昭和30年) - 合併に伴い、渥美町大字江比間となる。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 合併に伴い、田原市江比間町となる。
世帯数と人口
2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
- 国道259号(田原街道)
施設
- 泉港
- 野外活動センター
- 田原市立泉小学校
- 海水浴場
- 住吉神社
- 曹洞宗成道寺
- 真宗大谷派南岑寺
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 441-3605(集配局:渥美郵便局)。
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。




