アオエデ(英語:Aoede、確定番号:Jupiter XLI)は木星の第41衛星である。

2003年2月8日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2003 J 7 という仮符号が与えられた。観測にはすばる望遠鏡、カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡、ハワイ大学の望遠鏡が用いられ、その他の新しい木星の衛星の発見とあわせて、2003年3月4日に小惑星センターのサーキュラーで公表された。その後2005年3月30日に、ギリシア神話のムーサイの1人アオイデーに因んで命名され、Jupiter XLI という確定番号が与えられた。

アオエデの見かけの等級は22.5であり、アルベドを0.04と仮定した場合、アオエデの直径はおよそ 4 km と推定される。また、密度を 2.6 g/cm3 と仮定した場合、質量はおよそ 9.0 ×1013 kg と推定される。アオエデは、木星から2300万〜2400万km前後の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が 145°〜158° 程度の不規則衛星のグループであるパシファエ群に属している。

出典



最高精度の海洋大循環モデル、GOCE衛星データで作成 ESA 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

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