三嶋 隆夫(みしま たかお、1944年4月29日 - )は、日本のパティシエ。福岡県福岡市出身

略歴・人物

本籍は福岡県であるが、父の転勤先であった札幌市に生まれる。1963年福岡県立修猷館高等学校を経て、1969年流通経済大学を卒業。高校までは野球に熱中し、大学では流通経済大学ラグビー部創立メンバーとなり、2年の時に部の初トライを決めている。

学生時代から料理を作るのが得意であり、大学時代に料理を振舞ったラグビー部の友人に勧められたことがきっかけで、料理人を志す。大学卒業後、父が親しくしていた元西鉄ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)監督三原脩の子息が帝国ホテルに勤務していたことから、その世話で帝国ホテルの料理飲料部に入社。配属された菓子部門で5年間勤務した後、青山のケーキ店で修業し、1976年渡欧。スイス・ルツェルンのパティスリーで修行、フランス・ニースの洋菓子店「ペシェミニオン」で勤務した後、パリに移り、洋菓子店「エルグワルシュ」そして「アクトゥール」で仕事し、「アクトゥール」では日本人初のシェフを務めた。

1980年帰国。翌1981年故郷の福岡市で洋菓子店「フランス菓子16区」をオープン。以来現在に至るまで、一切多店舗化せず、一店舗のみで「自分の作ったものは自分の目の届く範囲で売る」「鮮度を一番大切にする」というポリシーを貫いている。今や日本のみならず本場フランスでも人気の高いダックワーズが、三嶋の考案により創られた洋菓子であることは広く知られている。

2007年卓越した技能者として厚生労働省から「現代の名工」受章。2015年黄綬褒章受章。

杉田水脈の支持者であり、2023年には三嶋が主催する「16区会」総会において杉田による講演が行われた。

出典


三島敏夫の出演時間

三島由紀夫が言わなそうな言葉 蟹は外皮は硬いけれど中身は柔らか 僕が書いた小説と似ています そういう小説を書くのは寧ろ易しいのです 難しいのは

駿河屋 嶋三喜夫 / 嶋三喜夫(邦楽)

フランス菓子16区 三嶋隆夫氏インタビュー もの探訪

フランス菓子16区 シェフ 三嶋隆夫の店 福岡県福岡市 菓子をつむぐ