祝昌寺(しゅくしょうじ)は、群馬県前橋市西善町にある曹洞宗の寺院である。
歴史
大同年間の創建との説があるがはっきりしない。
永正3年(1506年)、享禄年間(1528年 - 1532年)または大永年間(1521年 - 1528年)に橋林寺3世・輪叟正勗によって開山された。開基は長野氏と伝わる。
江戸時代には寺領21石を幕府から与えられた。
平成17年(2005年)に開創五百年を迎え、文殊堂の改築、庫裏の新築、庭園の整備をした。境内には、鎌倉時代の武将梶原景時が源頼朝より譲られたと伝えられる名馬「摺墨(磨墨)」の墓碑や平成観音が鎮座している。
『上毛国風土記』には、源頼朝の白馬を葬った地に建てられた寺なので、かつては「畜生寺」と呼ばれたとされる伝承が載せられている。
脚注
参考文献
- 前橋市史編さん委員会 編『前橋市史』 5巻、前橋市、1984年2月1日。doi:10.11501/9643049。 (要登録)
外部リンク
- 祝昌寺 - 公式サイト




