イブラーヒーム(ヒンディー語:इब्राहिम, ペルシア語: ابراهیم, Ibrahim, 1703年8月9日 - 1746年1月31日)は、北インド、ムガル帝国の対立君主(在位:1720年)。第12代君主ムハンマド・シャーと対立した。父は第7代君主バハードゥル・シャー1世の三男ラフィー・ウッシャーン。 第10代君主ラフィー・ウッダラジャート、第11代君主ラフィー・ウッダウラは兄にあたる。

生涯

1703年8月9日、ムガル帝国の皇子ラフィー・ウッシャーンとその妃ヌールンニサー・ベーグムとの間に生まれた。

1720年10月17日、イブラーヒームはサイイド・アブドゥッラー・ハーンによって皇帝ムハンマド・シャーと対立する形で擁立された。これはムハンマド・シャーがサイイド兄弟と対立し、サイイド・フサイン・アリー・ハーンを殺害したからであった。

同年11月16日、アブドゥッラー・ハーンがムハンマド・シャーにハサンプルの戦いで敗北すると、イブラーヒームは捕えられて廃位、デリー城へと幽閉された。

1746年1月31日、イブラーヒームはデリー城に幽閉されたまま死去した。

出典・脚注

関連項目

  • ムガル帝国

愛妻家のムガール皇帝は黒いタージ・マハルをも夢想した 世界の不思議, タージマハル, 絶景

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