2007年中国グランプリは、2007年F1世界選手権第16戦として、2007年10月7日に中華人民共和国・上海市の上海インターナショナルサーキットで開催された。正式名称は2007 FORMULA1 Sinopec Chinese Grand Prix 。
予選
展開
Q1
Q2
Q3
結果
- コンディション:晴れ/ドライ,気温31℃,路面温度45℃
- Car No.19は公式予選でCar No.4のアタックを妨害したとして5グリッド降格ペナルティ
決勝
展開
台風の接近により、決勝当日は雨が降ったり止んだりの気象条件となった。ヘビーレイン用タイヤを選んだスパイカーの2台を除き、各車スタンダードウェットタイヤを装着してグリッドに並んだ。
ポールシッターのハミルトンはスタートから好調で、15周目の最初のピットインまでに2位ライコネンに9秒弱の差をつけた。両者ともタイヤ交換は行わず、燃料再給油のみでピットアウトした。
その後、ハミルトンはリアタイヤの磨耗により大幅にペースダウン。タイヤは内部構造がみえるほど酷使されていたが、マクラーレンチームはピットへ呼び戻すタイミングを誤った。ハミルトンは29周目にライコネンにかわされ、31周目にピットインしようとしたが、ピットロード入り口のクランクを曲がり切れずグラベルにはみだし、その場でリタイアとなった。
ライコネンは今季5勝目を挙げ、絶望的と思われたチャンピオン獲得の可能性を再びたぐりよせた。2位のアロンソも1週間前の日本GPでリタイアした失点を挽回し、ハミルトンとの差を4ポイントに縮めた(ハミルトン107pt. アロンソ103pt. ライコネン100pt.)。
トロ・ロッソはベッテル4位、リウッツィ6位とチーム初のダブル入賞を果たし、コンストラクターズランキングを7位に上げた。
ウィリアムズのブルツはこのレースを最後にF1引退を表明し、最終戦は中嶋一貴にシートを譲ることになった。
結果
ファステストラップ:フェリペ・マッサ 1'37.454(Lap 56)(平均車速201.362km/h)
- コンディション:雨→曇り/ウェット→ドライ, 気温30℃,路面温度31℃
- タイムの単位は、「時間:分'秒.000」
- 差の単位は「分'秒.000」
- 情報は公式サイト・Yahoo!によるもの。
関連項目
- モータースポーツ
- 2007年のF1世界選手権




