西福寺(さいふくじ)は、埼玉県川口市西川口にある浄土宗の寺院。
歴史
1395年(応永2年)、聖冏によって開山された。聖冏は武蔵国豊島郡小石川村(現・東京都文京区小石川)の伝通院を創建した浄土宗の高僧である。川口市内では上青木の専称寺や青木の西方寺を創建している。
室町時代末期天正2年(1574年)、伝誉聖公(1586年寂)によって足立郡戸田領横曽根村(現在地)に中興された(中興:正蓮社傳誉純阿聖公、正蓮社傳誉純公)。末寺に常休院、地蔵寺などがあった。
現在の本堂は1984年(昭和59年)に鉄筋コンクリート造として建てられたものである。
石碑・石像
徳本上人名号碑
鉄道轢死者之墓
六地蔵(横曽根)享保年間(1716-1736)
交通アクセス
- 西川口駅より徒歩9分。
脚注
参考文献
- 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年
関連項目
- 西福寺 (川口市西立野) - 同じ市内にある真言宗豊山派の寺院




