クロメンガタスズメ

クロメンガタスズメ（黒面形天蛾、学名: Acherontia lachesis）は、チョウ目スズメガ科の昆虫。ガの一種。

形態・生態

成虫の背面に人面に似た模様がある。

幼虫は尾角が“？”マーク状に曲がり、粒々状のイボがあり、他と区別し易い。

幼虫の食草は、ナス科であり、エビガラスズメなど混同されてヒルガオ科と見る人もいる。

分布

日本（九州、屋久島、沖縄本島）、台湾、中国、マレーシア、インド。日本では東へ分布を広げている。

脚注

参考文献

• 福田晴夫ほか『昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 : 野山の宝石たち』（増補改訂版）南方新社、2009年、65頁。ISBN 978-4-86124-168-0。 
• 安田守『イモムシハンドブック』高橋真弓・中島秀雄監修、文一総合出版、2010年、73頁。ISBN 978-4-8299-1079-5。 

関連項目

• スズメガ
• メンガタスズメ

外部リンク

• "Acherontia lachesis". National Center for Biotechnology Information（NCBI） (英語). （英語）
• "Acherontia lachesis" - Encyclopedia of Life （英語）
• “クロメンガタスズメ”. みんなで作る日本産蛾類図鑑V2. 2012年4月10日閲覧。
• 青木繁伸 (2011年9月1日). “クロメンガタスズメ”. 幼虫図鑑. 群馬大学社会情報学部. 2012年4月10日閲覧。