1995年のオリックス・ブルーウェーブでは、1995年のオリックス・ブルーウェーブの動向をまとめる。
この年のオリックス・ブルーウェーブは仰木彬監督の2年目のシーズンである。キャッチフレーズは「AMAZING BASEBALL 〜がんばろう神戸〜」。
概要
この年の1月17日に地元神戸が阪神・淡路大震災で被災したオリックスは「がんばろうKOBE」を合言葉にこのシーズンを戦った。シーズン序盤は5割前後の勝率で首位を西武に譲っていたが、6月に西武から首位の座を奪うと一気に2位以下を突き放しオリックスになってからは初、阪急時代から通算して11年ぶり11度目の優勝を飾った。日本シリーズでは初優勝で選手が燃え尽きたのか、野村克也監督率いるヤクルトに1勝4敗で敗れ日本一は逃した。野手陣では、前年にシーズン200本安打を達成して大ブレークしたイチローがこのシーズンも活躍しシーズンMVPに選出され、全体的に投高打低の中で.259とやや低めながらもリーグ1位、本塁打も西武に次ぐ115本塁打で2位とまずまずで、投手陣では平井正史がリリーフのみの登板で15勝27セーブを挙げ、新人王を獲得した。平井の27セーブも含めて34セーブはリーグ1位で、山田久志投手コーチの指導の下、防御率が前年の3.93から2.88と、1点も改善された。
チーム成績
レギュラーシーズン
日本シリーズ
個人成績
主な投手成績
- 色付きは規定投球回数(130イニング)以上の選手
- 各年度の太字はリーグ最高
主な打撃成績
- 色付きは規定打席(403打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
1995 サンヨーオールスターゲーム
- 選出選手及びスタッフ
- 太字はファン投票で選ばれた選手。そのほかは監督推薦。
できごと
8月
- 8月26日 - オリックス・ブルーウェーブの佐藤義則が対近鉄戦(藤井寺球場)で日本プロ野球最年長記録を更新する40歳11カ月でのノーヒットノーランを達成。
9月
- 9月19日 - オリックスが対西武戦(西武球場)に勝利し、11年ぶり11度目のパ・リーグ優勝達成。オリックスになってからは初。
入団・退団
シーズン開幕前
本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。
選手・スタッフ
- 背番号変更
- 馬場敏史 25→2
- 勝呂壽統 35→5
- 高嶋徹 29→19
- 渡辺伸彦 47→20
- 平塚克洋 43→25
- 本東洋 20→52
表彰選手
ドラフト
出典




