持田古墳群(もちだこふんぐん)は、宮崎県児湯郡高鍋町持田にある古墳群。国の史跡に指定されている。

概要

5~6世紀に造られたと推定されている。前方後円墳10基、円墳75基からなる古墳群である。持田旧48号墳からは、前橋天神山古墳の同范鏡が確認されている。古墳群は昭和初期に深刻な盗掘に遭っている。

高鍋町歴史総合資料館では、持田古墳群の石舟塚から出土した石棺が、2017年6月になって13年ぶりに展示された。

文化財

重要文化財(国指定)

  • 日向国児湯郡持田古墳出土品(考古資料) - 持田25号墳出土の銅鏡2面、明細は以下。所有者は耕三寺、耕三寺博物館保管。1962年(昭和37年)6月21日指定。
    • 画文帯神獣鏡 1面
    • 変形四獣鏡 1面

国の史跡

  • 持田古墳群 - 1961年(昭和36年)2月25日指定。

その他

  • 馬具類 - 国の重要美術品。伝持田56号墳出土。天理大学附属天理参考館保管。
  • 盤龍鏡 - 伝持田古墳群出土。「景初四年」銘を有する。辰馬考古資料館保管。

脚注

関連項目

  • 高鍋大師

外部リンク

  • 持田古墳群 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
  • 『持田古墳群』 - コトバンク


持田古墳群五十五号墳 写真素材 [ 5421708 ] フォトライブラリー photolibrary

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持田古墳群 14号墳、15号墳(石舟塚)、1号墳(計塚) 宮崎県児湯郡高鍋町大字持田 墳丘からの眺め