西川 大和(にしかわ やまと、2002年12月6日 - )は、日本の男性総合格闘家。北海道札幌市出身。西川道場所属。第14代修斗世界ライト級王者。
来歴
佐山聡門下生として大宮のスーパータイガージムに通っていた父・武彦のもと、幼少期から「1日100本の木登り」「20kgの錘を背負いながら2~3kmの道程を裸足で歩く」「水流に逆らって川の中を歩く」といった独自のトレーニングで足腰を鍛えた。親子二人三脚で鍛錬に励む姿は周囲の注目を集め、北海道新聞やABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』などのメディアでも取り上げられたことがある。
小学生時代から山本喧一がプロデュースする格闘技イベント・PFC(Pound 4 Pound Championship)で総合格闘技の試合経験を積み、TOP FC、GRACHAN、Fighting Nexus、シュートボクシングなどを経て、2020年から修斗に参戦した。
修斗
2021年5月16日、修斗世界ライト級ランキング1位の大尊伸光と対戦し、2Rに三角絞めで一本勝ち。
2021年9月20日、修斗世界ライト級チャンピオンシップで王者の川名TENCHO雄生と対戦し、5Rにガードポジションからの肘打ちでドクターストップに追い込みTKO勝ち。修斗史上最年少となる18歳での王座獲得に成功した。
2021年11月6日、VTJ 2021で菅原和政と対戦し、1Rにリアネイキッドチョークで一本勝ち。試合後のマイクで解説を担当していた青木真也との対戦をアピールし、ケージに乱入した青木と乱闘騒ぎを繰り広げた。
2022年3月21日、ウェルター級に階級を上げて修斗世界ウェルター級ランキング3位の山田崇太郎と対戦し、3Rに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。試合後のマイクで外国人選手とのタイトルマッチやRIZINへの参戦を要望した。
2022年9月19日、元HEAT MMAライト級王者の草・MAXと対戦し、3-0の判定勝ち。草・MAXの三日月蹴りが腹に入って西川がうずくまったように見えるシーンがあったがレフェリーは金的と判断してインターバルをとった。そのため相手の草・MAXが試合後に自分が勝っていたのではないかという不満から修斗に抗議をするも試合結果は変わらなかった。
UFC
2022年10月22日のUFC 280でマゴメド・ムスタファエフと対戦予定だったが、西川とムスタファエフ双方に各種問題が発覚し、解決までに時間を要する状況となったため試合は中止された。
PFL
2023年3月7日にPFLのレギュラーシーズンライト級参戦を発表した。2023年4月14日、元UFCファイターでプロボクサーでもあるクレイ・コラードと対戦するも、0-3の判定負け。
2023年6月23日、元UFCランカーのシェーン・ブルゴスと対戦し、0-3の判定負け。2連敗となり、プレーオフ進出を逃した。
2024年12月8日、DEEP 123 IMPACTで宇佐美正パトリックと対戦し、2-1の判定勝ち。お互いに決定打はなかったが、パンチの有効打とビッグショットが多くて前に出る宇佐美に対して、3R通してパンチはあまり打たずにガードを固めたままローキックを出し続けた西川が僅差で判定勝ちとなった。判定が出た直後に会場がざわつき続けたり、SNSでも判定結果への不満が多く投稿されるなどして判定が物議を醸した試合となった。
戦績
プロ総合格闘技
プロキックボクシング
アマチュア総合格闘技
獲得タイトル
- 第3代PFCライト級王座(2017年)
- 第14代修斗世界ライト級王座(2021年)
脚注
関連項目
- 北海道出身の人物一覧
- 札幌市出身の人物一覧
- 男子総合格闘家一覧
- プロ修斗選手一覧
- 修斗世界王者一覧
外部リンク
- 西川大和 (@yamato_ufc) - X(旧Twitter)
- 西川大和 (@yamato_nishikawa_official) - Instagram
- PFC 選手データ
- 修斗 選手データ
- 西川大和の戦績 - SHERDOG(英語)




